ガラスの街

d0073690_2343153.jpg理由なんて良くわからない。
以前は、翻訳本というだけで結構敬遠していた。

最近は、むしろステキな翻訳本探しに夢中。
当たり前すぎるのかも知れないけれど、中でも柴田元幸さんが訳したものに好きなものが多い。あと、岸本佐知子さんのも好きかも。。。2人ともエッセイも面白いし。

まぁ、以前は訳者で海外文学を選ぶなんてことは無かったのだけれど、ムーンパレス(新潮文庫)で最初に柴田さんの訳に出会ってから、レベッカブラウン「体の贈り物」、ジョン・アーヴィング「ウォーターメソッドマン」などを経て、今年はノーマン・ロック「雪男たちの国」、デニス・ジョンソン「ジーザス・サン」、そして先日出たばかりの柴田さん新訳、ポールオースターのニューヨーク3部作「ガラスの街」となぜか多く手に取っている。

なんていうんだろうな、ストーリーはもちろん大事なのだけれど、柴田さん訳の海外文学は、いつも時間をかけて一文一文丁寧に読む癖がついているので、じっくりとゆっくりと本を読みたいときはとてもよい。
情報過多・スピード主義の現代で、ボクみたいなのん気な書店員も、気がつくと積読本のプレッシャーに負けそうになり、せかせかと読まなきゃ読まなきゃとページを急ぎめくっている日々ですが、ふと何してるんだボクは・・・、と我に返ると柴田さん訳の海外文学を手にカフェでゆっくりコーヒー飲みながら読書したくなる。

さぁ、今日も我が家の書棚の積読本には目を瞑って、ゆっくりとお風呂で「ガラスの街」を読もうっと。



d0073690_2357392.jpgあ、全然関係ないけど、
エリザベス・ムーンの「くらやみの速さはどれくらい」って,
本当に素晴らしい本ですね。
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by pilotfish73 | 2009-11-07 23:57 | 雑記


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