宮脇書店 伊勢店

d0073690_23535449.jpg数年ぶりにシレーっとアップしてみる。このブログはボクの書店人として原点なので、仕事に没頭していてもいつもどこかで気になっていた。
先日、浜松で静岡の書店の方々、出版社さん、取次さん、作家さんと親睦会のようなものが開催された。以前の会社の後輩が幹事をやり、総勢27名もの業界人が集った。そこには、以前よりお会いしたかった、このブログでも紹介したことのある店舗の店長さんもいらっしゃった。

そこで、
「ブログ復活しないの?」
とストレートに聞かれた。

そもそも、ボクとしはバレていないと思っていたし、2年以上もアップしていないブログが話題になることすらないと思っていた。でもバレていたし、ブログの中に書いたことも話題に上がった。。。う~ぅむ。

子供も幼稚園に通い始めたし、いい機会だ。やるか。(ってなんのこっちゃ?)

復活しては中断を繰り返す、ダメダメ人間丸出しのブログですが、全くのマイペースで勝手にリスタートします。

#80 宮脇書店 伊勢店
三重県1
三重県伊勢市中村町鳥居通735
0596-29-0101

なぜ、宮脇書店伊勢店なのか。
それは、そこに宮脇書店伊勢店があったから。

つまり、数年ぶりの旅行は、おじいちゃんとおばあちゃんに連れられて、奥さまとうちの天使(息子のことに決まっている)と5人で伊勢神宮にいこうじゃないか、となったわけです。そして、伊勢神宮に行ってからホテルに移動する途中に、宮脇書店伊勢店があったのです。

三重県には以前より見たい書店が幾つかあったのですが、今回の旅行では時間と場所の兼ね合いで不可能だったため、せっかくの三重県なのに本屋回遊記復活は無理かなぁ、と諦めていたところに宮脇書店伊勢店が突如現れたので(厳密には突如現れたのは、我々)、運転してくれていたおじいちゃんに、「ストーッププリーズ!目に入れても痛くないあなたのお孫さん(もちろん天使のこと:尚且つボクの息子)が、そこの本屋さんにちょーっと寄りたいと言っております」と強引に停車依頼。孫のためならなんでもしちゃうおじいちゃんは、即停車。子どもをダシに、無事宮脇書店伊勢店を見れました。

さて、外観を見ただけで中身の大まかなレイアウトまで浮かんでしまう宮脇書店はさすが日本一のチェーン店。ここまでお金をかけずに、割り切った店づくりはむしろ素晴らしいと思う。利益率の悪い書店運営をするには、簡素でオペレーションを画一的にすることで金銭的に負担が減ることが実際に多々あると思う。そして、それができるから、人口がある程度少ない街にも宮脇書店や三洋堂のような書店が出店し、そこに住む人が実際に本を触って購入することができるのだと思う。コレは地方に住む方に本を届けるという観念からは非常に重要なことである気がする。

と、まぁその存在意義、そこに書店がある重要性で語れば文句なしなのですが、中身はどうか・・・。

店内は、宮脇書店独特の非常にシンプルな構成。
壁面にズラーッと高めの棚が入り、人文やらビジネスやら資格試験、学参などが並び、入口右手は雑誌、左手に低い棚で、文芸や文庫、児童書などがある。児童書コーナーは、棚以外に音の鳴る系の本が平台にどっさり、そしてその横にSIKU(ジグ社)のミニカーがあった。書店で見たのは初めてで、へぇーと思った。結構置いている書店あるのかな・・・?

壁面は専門書が店舗中央~入口側に位置し、結構いい場所にあったのだが、実用が雑誌棚に隠れ気味で、もったいないなぁと感じた。また、資格試験ものもアイテムが少なかったので、あまりこの近辺では売れないのかな?と思ってしまった。そのぶん、さすがは伊勢神宮の近隣書店だけあって、ご当地本コーナーの充実は目を見張るものがあった。ボクも気がついたらあっという間に4冊も手に取っていた・・・。

d0073690_0534133.jpg三重県のすごいところは、タウン誌だけで2誌もあるところ。探したらもっとあるのかな?
そして、伊勢には伊勢の文化誌「伊勢人」があり、装丁などもおしゃれな季刊誌「ふーどら」など、多種多様な地元誌があるのも素晴らしい。直販誌がこれだけあるのは、全国でもあまりないのでは?

とまぁ、結局子どもがいたので滞在時間はとても短かったのですが、滞在時間の殆どを、このご当地本コーナーに費やしたので、ボクとしては非常に満足でした。

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もちろん、赤福もいただきました。




また、県外の本屋回遊記はなかなか頻繁にはいきませんが、マイペースにゆっくりやっていこうと思います。
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by pilotfish73 | 2012-04-20 01:11 | 本屋回遊記


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