代官山 蔦屋書店

d0073690_23183024.jpg心臓に毛を生やした気分で、書いてしまうぞ。こんなに業界で話題になっているあの、代官山蔦屋書店をあげちゃうぞ。出張の機会に、ずっと見たかった代官山蔦屋を見るため、朝5時59分のバスにて駅に向かい、6時54分の新幹線で、いざ東京は代官山へ。

#81 代官山蔦屋書店
東京15

〒150-0033 東京都渋谷区猿楽町17-5

朝5時起床とあって、さすがに眠い。
行きのバスと新幹線では、読み直し中の山本周五郎「さぶ」の同じ所を何度も行ったり来たり。諦めて、割りきって眠ればいいのに、眠たいけれど、本も読みたい、でも眠たい、の繰り返しでグダグダ。そんなことをしている間に、品川到着。なんだかすごい早い気分。山手線で渋谷乗り換えなのだが、ボクの覚えている渋谷とはなんだか風景が違う。あれ?渋谷ってこんなんだっけ?と思いながら東横線に乗り込もうと電車を見たら、「ヒカリエ」の文字が・・・。あっ、そうか。そりゃぁ渋谷も10年以上前とは違いますわな。。。

さてさて、代官山に到着後駅から3分ほどで目当ての代官山蔦屋書店到着。

おぉ~っ!!

外観からして、気後れするほどお洒落。素敵。美しい。素晴らしい。
あまりに素敵過ぎて、店舗前で仁王立ちしながら思わず、「こりゃナシだな・・・」と意味不明なことを呟いてしまった。あっ、あのここで言う「ナシ」とは、本当はアリ過ぎて参ってしまった「ナシ」なわけで・・・本当の「ナシ」ではなく、とっても「アリ」という絶賛の意味であって、とにかく外観が美しく、ガラス越しに見える書棚が素敵で、入る前からボクのテンションははマックスに達してしまったというわけです。。。

さぁ、いざ代官山蔦屋書店へ。

代官山蔦屋書店は3つの建物で構成されており、その真中をMAGAZINE STREETという雑誌(洋雑誌含む)売り場が通っている。そしてそのMAGAZINE STREETを挟んで「人文・文学」「車・バイク」「写真・美術」「建築・デザイン」「料理」「旅行」と各ジャンルが小さな専門店の様に連なる形になっている。

各ジャンルごとの棚は圧巻で、とにかく見ても見ても飽きない。デタラメに面白いのだ。ジャンルでボクの興味が薄い「車・バイク」ですら単純にコンテンツとしての本の並びを見ていて楽しめる。特に「料理」「旅行」に関しては、一般書店で取り扱っている本とほとんど同じにも関わらず、1冊1冊の主張がはっきりとしており、幾つもの発見に出会った。とにかく、その本のことを知っていなければ、そこに並べられない並びなのだ。文庫も新書も、雑誌も書籍も判型も関係ない。重要なのは、中身。そこが全くぶれていない。これには、ある種今の自分の仕事のやり方は、怠慢な部分があると反省させられた。

どこを見ても驚きと目を見張る仕掛けがある中で、「人文・文学」の「文学」だけは、やはり難しいのか、少し他に比べると物足りなかったように思う。代官山蔦屋書店の押しが見えにくかった。エッジの効いた棚に振り切れていないような気がした。まぁ、全体の中では・・・という感じだけど。。。

最初、この代官山蔦屋書店が出来た時周辺で、「あんなすごい書店をレンタル中心ののツタヤに作られたのは書店として恥ずかしい」なんて声を聞いた。ボクも心の片隅で少しそう思っていたフシがあった。

しかし、違う。
これは蔦屋書店だから出来たことだ。
これは蔦屋書店にしかできなかったことなのだ。
六本木然り。
既成概念にとらわれない、頭の柔らかい、柔軟な発想。
今まで、老舗の書店やナショナルチェーンから書店人として多くのことを学んできた。
今こそ、蔦屋書店から多いに学ぼうと思う。
何せ、素晴らしい書店を見せてくださってありがとうございました。

気分は完敗。
でも、負けは=スタートですから。。。

さぁ、むっちゃクチャヤル気でた!!
(なんちゅうシメだ・・・)
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by pilotfish73 | 2012-06-27 00:32 | 本屋回遊記


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