ブックハウス浜北

d0073690_2159536.jpg本日は森町のパン屋さん、サクラ堂へ行ってきた帰りに、浜北のブックハウスへ寄ってみた。

#7 ブックハウス浜北 静岡県6 浜松市4
浜松市貴布祢265−8
053-586-1252

駐車場は、店舗の裏を合わせておよそ40台程度で
100坪弱と思われる店内は外から見るより狭い印象。

実はこの書店、ボクが生まれ育った街の書店である。中学生の頃は、よく利用していた。たぶんオープンから20年近く経っていると思う。それにしては結構きれい。

入口のメインイベント台では、夏の文庫集英社と新潮社を展開中。そしてその後ろに、なぜか写真集(グラビア)。なんだか場所がなくてとりあえずここに置いたら、そのままになってしまった感あり。雑誌コーナーは意外と狭く、棚は重ね陳列だらけなのだが、これがよく整頓されてあり、面陳列の部分は結構見やすい。ただ、ムックなどを差している面陳の下の棚が、商品が多すぎて、ちょっと見難い。そして、平台に商品が立てておいてあり、なんだかブックオフみたいで新刊書店にその置き方は似合わないなぁ、と思ってしまった。

驚きは、文芸雑誌のコーナーにボクも定期購読している「本の雑誌」が置いてあったこと。たぶんこれ買い切りじゃないのかな???(買い切りではないですね・・・、すみませんガセ情報でした)店長?担当者さんのこだわりを感じて思わずニヤリとしてしまった。
この規模の書店に、「本の雑誌」が店売り用として置いてあったことで、期待が増す。


文芸書コーナーを見ると、常備している小説のセンスがよい。
売れ筋と、あまり売れないけど本当によい作家の本がきっちりと
置かれており、一冊一冊へのこだわりを強く感じた。。。

そして小説コーナーの裏にあるノンフィクションの棚をみて、更にニヤリ。。
いい本が揃っている。
これは書店員ならすぐにわかるのだが、取次からの配本任せの書店(金太郎飴書店)の棚は、どこも品揃えが一緒で、見ていても食いつくものが無く面白味もない。
しかし、こだわりを持った書店員が作る棚は一目見てすぐにわかる。

どんなに小さな書店でもそれは如実に出るのである。そして、このブックハウス浜北は、それこそノンフィクションの棚は2段しかないから置ける本はせいぜい70冊前後。それでもしっかりと1冊ごとに担当者が選んだ本が並んでいる。このクラス(規模)の書店では、取次配本では入ってこない本がずらりと並んでいるのである。新潮社のノンフィクションの本には、本当に面白い本が多いのだが、このクラスの書店には、通常入荷しない。1冊も。

しかし、ブックハウスにはしっかりと並んでいるのである。

取次の週報や、インターネットで新刊情報をしっかりと集めて、ピックアップし、出版社にたかが1冊のために電話かFAXで注文をし、やっと入荷した本を、関連付けてならべているのである。
う~ん、こだわりを持った書店員が作った棚は本当によい。一見店舗の全体の印象(きれい、大きいなど)で書店の良し悪しを判断しがちだが、やっぱり書店は棚である。とボクは思う。

ブックハウス浜北は、それこそはっきり言って小さいし、クリンリネスから言えばよくない。
でも棚がよい。少ないながらも見ごたえがあり、こだわりがあり、本への情熱を感じられる。
こういった書店は同じ書店員として敵とは言え応援したくなる。

自分が生まれ育った街の書店が、20年経った今もこうして輝きを持っているというのは嬉しいものだ。。。

ボクも負けないように更に追求を忘れない。

ブックハウス浜北
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by pilotfish73 | 2006-07-03 19:05 | 本屋回遊記


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