おおきな木

d0073690_21185847.jpg飛騨・高山への道中、岐阜市街の書店へ立ち寄った。児童書専門店おおきな木

#12 おおきな木
岐阜県3 岐阜市3
岐阜市伊奈波通3丁目11
058-264-2394

店長さんも有名な、児童書専門店・「おおきな木」へ行ってきた。

あぁ、なんかもうね、あまりに素敵なほんやさんで、まいった。

これが、ほんやさんだよ。
うん。

d0073690_2130344.jpg店に置く本は誰に読んでもらいたくて、
どういう人にお店に来てもらいたのか。
お店を開く前には、誰もが必ず考えているはずなのに、どうしていつの間にかそれが見えなくなってしまうのだろうか。

扉を開けると、すぐにおおきな木ワールドに包み込まれる。程よい照明と、なんだろう・・・?なんだかすごく自然ないい香りがする。BGMも非常に心地いいバランス。

不思議なのは、おおきな木に置いてある本は、もちろんボクの書店の児童書コーナーにも置いてあるものばかりなのに、ここに置いてあると違って見える。1冊1冊が静かに主張していて、手に取りたくなるのだ。なんだこれは??

d0073690_21465996.jpg大人のボクがこれほどワクワクするのだから、子供にとっては、ここは本の遊園地だろう。

ここで本を買って読んで育った子供たちは、幸せだ。

本屋において、書店員としてできること。
それはそこに訪れた人にとって、財産となるような本を1冊でも提供できることだと思う。
ちょっとうまく言えてないが、だいたいそんなところだ。
財産となるような本を見つけた書店を、その本を大切にする気持ちの片隅で、少しでも覚えていてもらえたら、ボクは嬉しい。そんな書店でありたいと思う。

d0073690_21574285.jpg最近の書店はあまりにも雑すぎる。
でたらめな本の配置に、でたらめな本の扱い。
売上売上で本質を見失っている。
商売だから、売上が大切なのは当然だ。
理想だけでやっていけるほど甘くはない。

しかし理想・理念を持たない、失った書店は
いったいどこに向かうのか?
そんなことを考えた。

足元を確かめなければ。


おおきな木
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by pilotfish73 | 2006-07-26 21:22 | 本屋回遊記


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