精文館書店本店

d0073690_2212174.jpg本日は、浜松にはない大きな書店を目指して、お隣の愛知県は豊橋市に一大勢力を築いている精文館書店の本店へ行ってきました。

#19 精文館書店本店
愛知県1 豊橋市1
豊橋市広小路1丁目6
0532-54-2345

久しぶりにこの規模の書店に来た。以前東京に住んでいた頃は、八重洲ブックセンターや池袋ジュンク堂、新宿紀伊国屋などメガブックストアーと言われる書店へよく足を運んでいたが、浜松には残念ながらない。さすがに今回行った精文館書店本店も、前記の書店ほどは大きくないが、なかなか品揃えもよく、浜松からわざわざ足を運ぶ人がいるというのもうなずける。

1階中央では、夏の各社文庫フェアにプラスで精文館が選ぶ夏の100冊フェアと題された、精文館独自の文庫フェアが展開されていた。しかも、フェアPOPはあの「暴れん坊本屋さん」の久世番子さんのイラスト。

d0073690_22451744.jpgそういえば、噂ではこの作家さん精文館の店員さんだったっけ!?あれ?違ったかな・・・?

しかし、やはり書店独自のこういったフェア組というのは見ごたえがある。出版社が組んだフェアは販促物もしっかりしていてさすがに売れるものが組み込まれているからトータルとして非常に精度の高いものなのだが、書店員が自分で探して自分で読んでよかったものを自分の言葉で紹介するというのはやはり身近であり、売り手の顔が見えて親近感を持ってその本を読むことができる気がする。

今回、精文館書店本店のこの文庫フェアでそんなことを改めて実感した。うん、いいねコレ。

さて、1階は程ほどに、2階へ。
ココの滞在時間が思いもよらず長くなってしまった。2階だけで1時間半以上滞在してしまった。
と言うのも、浜松の書店が一番弱い、人文社会、歴史などの専門書が豊富であったからだ。
まさにコレを期待してココまで来たのだから、大満足・・・とまでは行かなかったが、中々の品揃えで、普段自分の店では見ることの無い本がたくさん見ることができて、単純に楽しかった。

しかし、それにしても棚がよくメンテナンスされていた。
滞在中、担当者と思われる人がスリップを持って行ったりきたりしていたが、観察していたら、手元のスリップを一枚めくって、次のスリップを見て本のタイトルを確認すると同時にその本があったと思われる場所に行っていたから、完全に把握しているのだなぁと思われた。
そんな具合だから、棚もこんなに良くできているのかぁ、と納得。
(もちろんボクも自分のお店では同じ行動をしているけどね)
コレは、各分野の在庫量が多いから各分野に担当社員が設けられている強みだろうな。
って、本当にそうなのかはわからないけど。

やはり、一人の社員が全ての部門(コミックも学参も文芸書も専門書も理工書も・・・etc)を見ているウチのような書店にとっては、全ての棚を自分の理想通りに管理することはほぼ100%不可能で、手の届かないところが必ず出てくる。
また、自分の考えが全てのバイトさんへ完璧にうまく伝わるということもやはり不可能なことなので、自分が想定していた場所とはまったく違ったところに本が出ていることも多々ある。

どっちがいい悪いではないが、今の自分の環境とはまったく違う売場を見るとやはり刺激になり、色々と違いをあげてよいところは取り入れることができないかと考える。

建物も古く、駐車場も無いが精文館書店本店。
さすがに立派な書店であった。感動は無かったが、レベルの高い書店。
久しぶりによい棚を見たなぁ。。。

さて、今週末は久しぶりの東京だ。
どこの本屋さんを見てこようかな・・・。
当時書店員じゃなかったボクが、毎日通っていた本屋は、書店員となった今のボクから見てどんな本屋さんに映るのだろうか。


精文館書店本店
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by pilotfish73 | 2006-08-22 23:14 | 本屋回遊記


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