青山ブックセンター本店

d0073690_124403.jpg一旦中断した東京書店巡りの続きです。クレヨンハウスを見て子供たちの元気に圧倒されたあと、青山ブックセンター本店へ行って来た。

#25 青山ブックセンター本店
東京都5 渋谷区4
渋谷区神宮前5丁目53−67
コスモス青山コスモスウエスト B2F
03-5485-5511

突然の青山ブックセンター全店閉店のニュースが業界を驚かせたのは、ちょうど2年ほど前だったか。ボクも東京に住んでいた時には、時々本店や新宿店へ足を運んで、その独自性を大いに気に入っていたので、突然の倒産・閉店のニュースには心底驚いた。実際はABC本体の営業不振ではなく、親会社の負債が理由だったかな・・・?そして、その後すぐにABC経営再建の手立てとして、洋販が支援をし本店と六本木だったか新宿だったかだけが営業再開をしたと記憶している。今回は、そんな一連の流れのなかで、ABC本店が現在どのようなお店になっているかな?相変わらずナイスセレクトで面白いお店なのかな?という思いで、少し覗いてみた。

長いエスカレーターを降りて、地下二階にある本店入口へ来ると随分と懐かしい気がした。まぁ実際6年ぶりくらいだから、本当に懐かしいのだけれど。さっそく中に入ってみる。以前とあまり変わらない気がするが、最近の多くの書店に慣れているせいか、照明が中途半端な明るさの気がしてしまう。最近の傾向として、照明はコレでもか!と言うほど明るくするか、ちょっと洒落た空間を演出して、反対に暗めにするかの2点が主流であるきがする。その点、ABC本店はどちらとも言えず、なんだか印象が暗い。

棚を入口から奥までじっくりと見てまわったが、メンテナンスが行き届いていない。1箇所、環境関連の棚だけは品揃えもよく、メンテとしてもしっかりとされていて棚自体が生きていた。それ以外は期待値が高かったせいか、色あせた本や、カバーの破れている本がちょっと気になり、セレクトも特に面白味を感じることができなかった。

店舗奥に入って、ABCの代名詞とも言えるデザイン書コーナーを見る。さすがにココはすごい。商品量も多く、アートに疎いボクでも手にとってみたくなる本が山のようにある。しかし、ここでふと考えた。最近、特に東京ではこの類の本を取り扱う専門店が増えており、各種メディアでも取り上げられる機会が多く、スポットが当たっている。そういったことを考えると、昔のように、デザイン書、建築書などを買うならABCということも以前に比べると大幅に減っているのではないか。独自のセレクトとデザイン書で有名な総合書店として今までは良かったものの、そのデザイン書に関して専門店が多くなった今としては、いかに普通の本の部分で他と差をつけるかを考えなくてはいけないのではないか・・・。昔は、そのセレクトの部分も独自性があり、面白かった印象があったが、今回行ってみて、午前中に回った渋谷ブックファーストと比べると、総合書店として考えた場合、若干落ちる気がした。また、今回見てまわった書店の中で、クリンリネスレベルが一番低かった。

今後を考えた場合、いかに老舗と言えども何かしらの変化と進化が必要なのかもしれない。進化することによって更なる強烈なブランド力の強化になるのでは。。。やっぱり好きな書店だから今後を見守りたい。そして、次回はリニューアルした六本木店へ行ってみたいと思う。。。
からすやまはABCを応援します。


青山ブックセンター本店
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by pilotfish73 | 2006-09-06 13:33 | 本屋回遊記


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