積文館書店 天神地下街店

d0073690_110856.jpg九州旅行3日目、朝一で丸善、ジュンク堂と見てから所謂メガブックストアー以外の昔からある地元の書店にも行ってみたいと思い、福岡を中心に佐賀と合わせて26店舗を展開している積文館書店へ行ってみた。

#31 積文館書店 天神地下街店
福岡県3 福岡市3
福岡市中央区天神2丁目
092-721-6396

いやぁ、天神はすごい。
何がすごいって書店の数。
ボクの住む浜松も、出版社の営業さんが来て、
「浜松は人口に対して書店が多すぎですよ~」
なんてよく言っているのだけど、ここ天神を見たら浜松はまだいいほうだな・・・と思った。
しかも、驚きなのは福岡に住むボクの親戚に言わせると、「コレでも昔と比べて書店の数は少なくなってしまったのよね~」などと言うのだ。

だって、天神の駅周辺だけでも、丸善、ジュンク堂、紀伊国屋、青山ブックセンター、金文堂、積文館、黒木書店、福家書店・・・などなど、すごい数。こんな狭い地域の激戦区って、全国探しても少ないだろうなぁ。

そんな環境下で、この積文館はよくやっているなぁ~って思った。だって、歩いて数分で上記の書店全てに行けちゃうんだもん。すごい。自分に置き換えた場合、もしもボクの書店の第一商圏内にジュンク堂1店でも出てきたら、その場で両手挙げてギブアップ宣言しちゃうもんね。下手すりゃジュンク堂に本買いに行くよ。いや、マジで。いくら福岡は人口が多い、天神は福岡一の繁華街って言ったってねぇ。。。

その激戦区の積文館はというと、やはり売上の中心は雑誌とコミックと思われる。あとは、売場面積に対して旅行書が突出して充実していたように見えた。通路も狭く、お店も丸善やジュンク堂とは比較にならない規模だが、お客さんは狭い店内一杯にいて、地元から支持を得ている様子。外の通路に面している雑誌売場にも立ち読みのお客さんが一杯で、外から見ても店内は賑わっているのが分かる。昔からここで雑誌を買ったり、文庫を買ったりしているお客さんは、馴染みのお店という感じで、きっとココで売っている雑誌をわざわざ丸善やジュンク堂、青山ブックセンターで買うということはないのではないかと思う。だって、そうでもない限り、天神の書店の数は理解できないxxx。

2Fは1Fと正反対で、お客さんは少ない。だが、それなのに混み合っている1Fより売場が乱れていた。1Fに総力結集している感があった。小さなフェアなども行っていたが、中間メンテナンスなどしている様子もなく、通路には取次のダンボールが転がっていた。ちょっともったいないなぁ・・・とも思ったが、1Fの状況を見ると、現状2Fの売場レベルをもっと上げるのは難しいのかもしれない。これでもし、2Fへお客さんの足を誘導する仕掛けを作ることが出来たら、もっと全体が良くなるはず。まぁ、そんなことは店舗で働いている人は前から思っていることだろうけどね。

昔ながらの普通の書店だったので、特に何かを見て「おお~っ」という事は無かったが、競合店環境などを考えると、やっていけている状況がすごい。どんな状況下でも何らかの手立てはあるということなのかもしれない。


積文館書店天神地下街店
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by pilotfish73 | 2006-10-02 02:14 | 本屋回遊記


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