丸善 新静岡センター店

d0073690_2172788.jpg静岡小旅行一時さよなら戸田書店静岡本店ツアーの2店舗目は、丸善新静岡センター店です。福岡での丸善のイメージがボクの期待とは少し違ったので、今回は心を無にして先入観を持たずに見に行ってみた。

#44 丸善 新静岡センター店
静岡県22 静岡市2
静岡市葵区鷹匠1丁目1−1新静岡センター 4F
054-255-1851

お~っ!すごい人。

平日に訪れた為と、一時閉店を数日後に控えているとあってか戸田書店静岡本店が結構お客さんが少なかったのに比べて、丸善新静岡センター店はお客さんで売場が混雑。平日とは思えない混みよう。雑誌コーナーなどは立ち読みのお客さん一杯で、「すみません、すみません」なんていいながらじゃないと歩けない。

まず、このお客さんの多さに驚いたが、売場を見始めてこのお客さんの多さに納得。
老舗丸善の少し硬いイメージ(ボク個人の勝手なものです・・・)とは裏腹に、かなりエンターテイメント性の強い売場。いたるところで仕掛け販売を展開しており、商品のボリュームも十分。コレだけしっかりとボリューム一杯に積んで、大きなPOPもつけて、コメントもつけて展開していると、さすがに自分のお店にも置いてあってどんな本かも知っているにも関わらず手にとってしまうから不思議。
まだまだ自店の商品展開には改良の余地があるなー、と売場を見ながらじっくりと腕組みなんかして考えてしまった。明らかに書店内では変な行動。。。本を手に取ることなく、じっと腕組みして1アイテムしかない仕掛け販売の平台の前で眉間にしわ寄せているんだもんね。。。

そんな仕掛け商材の展開の仕方に、ふむふむとうなずきながら通常の平台を見てみる。こちらも商品の関連性をしっかりと考えた陳列でボリュームも十分。しかも本の積み方もしっかりと数冊単位で天地を逆にしており、見やすく本が大事に綺麗に積まれている。こういった所に老舗の姿勢が出ていますね。最近の書店は結構本を雑に扱っているところが多くて、本屋巡りをしていてちょっと寂しく思います。だからこんなにお客さんが多くて、忙しいであろう売場が丁寧に整理整頓されていると、同じ書店人として嬉しく思ってしまいます。

あと、大きな書店を見るとどうしても思わずにはいられないのが取次の配本システムの不条理。なぜうちのお店に新刊でたったの2冊しか入荷がなく、即日完売した本が丸善や戸田書店本店には山積みになっているのか?そこに意味はあるのかな。本はどれだけいい本でも読みたいお客さんの手に渡らなければ意味がない。ここに積まれている12冊の本は今日中に売れるのか?3日前の店頭発売で当日にボクのお店では無くなったこの本は、この本が欲しいと言ってわざわざウチのお店に来店してくださった、お客様の手にまだ渡っていないこの本は、本当にここにこんなに必要なのか?

じーっとその本を恨めしそうに眺めているボクの視線の先には、取次の不条理配本システムがあることをここの書店員さんは知るはずもなく、ただただ怪しいお客として映っただろうなぁ。。。

いやぁ、とにかく丸善新静岡センター店は活気と面白味のある本屋さんでした。
ここはまた季節が変わったら、それぞれのフェアがどう変化したか見に来たい本屋さんです。

丸善新静岡センター店
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by pilotfish73 | 2007-02-03 03:11 | 本屋回遊記


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