進駸堂中久喜本店

d0073690_2034411.jpg本屋回遊記目指せ全国制覇ツアー第1弾。北関東編最後の店舗は栃木県は小山市の進駸堂中久喜本店です。

#57 進駸堂中久喜本店
栃木県1 小山市1
小山市中久喜1345−6
0285-30-1115

さぁ、前橋市を出発。
行きは関越自動車道と外環、そして常磐道を通ってきたので高速の素晴らしさを実感したが、帰りは栃木県小山市の進駸堂へ行くために下道で北関東を横断。お~ぅぅぅ。コレが結構大変だった。結局行きは2時間半、帰りは4時間。本当に文字通り北関東を一周しました。

さてさて、進駸堂中久喜本店です。
いやぁ、面白い!!この本屋さん、広くないし、品揃えだってそれほど良くはない。
でも、大変面白い!!どの棚を見ても色々な仕掛けがあって、書店存在意義の重要なファクターである情報発信がいたるところでされている。


d0073690_20591257.jpg入口正面の平台では、今静かにブーム到来中の「鉄道フェア」が開催されていた。メインはボクも大好きな鉄子の旅(小学館:月刊IKKI)。
その他、鉄道関連DVDやムックが盛りだくさん。
よくここまでいっぱい集めたものですなぁ。思わずボクも鉄子の旅で買っていなかった3巻と、旅の手帖増刊「鉄道旅の名所100」を購入。

いやぁ、ボクまったく鉄道知らないし、所謂テツではないのですが、最近妙に鉄道特集の雑誌を見ると気になったりするのだ。そんなわけで、今のボクのツボに完璧にはまったこのフェア、見ていてまったく飽きない。しかも、正面ではDVDも流しているので映像もあってフェア全体が華やか。まさかこんなお店の一等地で鉄道フェアを堂々とやっている本屋さんに出会えるとは思わなかったです。う~ん、この思い切った感じがとてもよいです。。。

売場一番奥の新書棚の上にはこんな宣言も。
「進駸堂中久喜店は、また来たくなる発見のある店を目指しています。」
お客さんに見える場所にこのような理念を掲げることは、働く人にとっても非常に緊張感があり、お客さんにとっても期待感を抱くことができるいい宣言だと思う。お客さんと切磋琢磨できることほど書店にとって素晴らしいことはない。こんな本屋さんは見たことがないなぁ・・・。


d0073690_22573184.jpgその他、ボクが見とれてしまったのはコレ。
ジャズが好きなボクにはたまらないコーナー。コレは音楽にシンクロして人形のジャズメンがリアルに動くLITTLE JAMMER PROというJazzが好きな大人の嗜好品。

おー素敵じゃないの。
欲しいなぁ・・・と思ったが、あまりの値段にいらねっ!って自分に言い聞かせた。
だって、基本セットで52.500円もするんだもん。
しかもオプションのボーカリストは一人で16.800円。ホーンセクションは12.800円もする。
おぅおぅ。高すぎるぜ。

でも、こんなコーナーを組んで、Swing Journal置いて、JazzのCD置いて、Jazzの入門書置いて・・・、あ~ウチでもやりたいなぁ・・・。やっぱりコーナー組みは何か立体感があると俄然魅力的になるね。進駸堂中久喜店はこの他にも釣りコーナーにはルアーをショーケースに入れて飾ったりと、コーナー組みは必ず一工夫凝らしてあり、見ている人の目を飽きさせない。とても参考になった。

家に帰って、購入した本を開けようと袋を見たら、下のほうに「Net21」とある。
あ~、どうりて進駸堂が面白いわけだ。書店業界の人なら結構知っている人が多いと思うが、Net21とは、現在22の中小書店が参加しているコラボレーション書店だ。お互いの販売データの比較検討したり、共同仕入れによる効率化などを行っており、あの往来堂共文堂も参加している。つまり非常に個性的で意欲ある書店なのだ。納得納得。うん、進駸堂中久喜本店、小山市に明治28年からある老舗書店としてのプライド、そして変化・進化する書店として大変楽しめた。そして勉強になったのだ。。。


進駸堂中久喜本店

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by pilotfish73 | 2007-06-27 23:47 | 本屋回遊記


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