将棋の子

d0073690_135599.jpgなんと、気が付いたら実に4ヶ月もの間、ボクは迷走、いや、失踪していたのだ。。。書店人として迷いに迷って、彷徨って、もう出口なんて無いのではないか・・・、そう思っていた。公私に渡る環境の変化、書店にいて益々直接的書店業から離れてしまう業務、そして、ボクのこの本屋回遊記への想い。なんか勝手に一人で大変でした。。。でもとにかく、この本屋回遊記は自分のために始めたこと。そして、どうしようもなく本が好きで、本屋が好き。だからごちゃごちゃ考えずに続けるのだ。うん。

今回、4ヶ月ぶりに本屋回遊記を進めよう!と決心するにあたって、新しい人との出会い、そして再会があった。浜松のほかの書店の方々と知り合い、「う~ん、浜松の書店人もすげぇぞ!」と刺激を受けたり、20数年来の友人であり、カレーのレシピ本など多数出版している東京カリ~番長の仁輔が突然ボクの店にやって来て、この本屋回遊記の話をしたら「それは続けるべきだよ」と言ったり。なんかよくわからないけど、これはタイミング的に再スタートするべきだな、と思ったのだ。

さてさて、前置きが長くなりましたが、今までに溜め込んでいるものを自分のペースで更新して行こうと思っています。

#15 将棋の子
講談社 大崎善生

さて、本屋回遊記復活祭?ではあえてこの「将棋の子」の仕掛けどうでしょぅ、を最初にあげたい。それはこの将棋の子の内容が、ごちゃごちゃ悩んでいる自分を励ましてくれるからだ。

ボクは、この作家・大崎善生の本を実に1000冊ほど販売した。
パイロットフィッシュで600冊、アジアンタムブルーで300冊、そしてこの将棋の子で100冊。
ちょっとした大崎善生伝道師なのだ。というのも、今までの短い人生で、どん底に落ちた時、大きく挫折した時、大切な人を見つけた時、全てのタイミングで大崎善生の本に出会っている。
だから、ボクにとっては大切な大切な作家なのだ。

中でも、この「将棋の子」は我が家の奥さまも大事にしている本。
将棋のルールも知らない奥さまは、ボクが薦めた数百冊の本の中で、今でも一番好きな本は「将棋の子」と迷わず答えるのだ。

↑実はこれそのまま手書きのPOPにしました。。。

本当に素敵な本なのです。
今までに一度でも本気で何かを目指したことがある人、もしくは今目指している人、そしてその過程で挫折を味わった人には、是非手にとってもらいたい本です。
地味な本だけど、地味にゆっくり売れ続けて、今後も売り続けて行きたい。

再スタートした本屋回遊記、ゆっくりですが今後ともどうぞよろしく。
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by pilotfish73 | 2008-07-14 03:27 | 仕掛けどうでしょう。


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