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荒川書店&カネイエ書店 角館にて

d0073690_1955391.jpg待ちに待った夏休みを利用して、本屋回遊記からすやま、ついに東北の地に行って参りました。初日、朝日が昇り始めた頃、浜松を出発。
眠い眠いxxx。しかし、気分は上々。
なんて言ったって今回は、以前よりずーっと見たくて仕方が無かった岩手県の某本屋さんを見に行けるのだ。楽しみで仕方が無い!

しかし、せっかく3泊4日あるので、お隣秋田県へも行ってみようと思い計画を練った。男の隠れ家10月号で見た、秋田県角館の城下町へ行きたくなり奥様へ「角館が呼んでいる!」とワケのわからん理由を述べ、無理やり初日は角館で決定!そして、城下町ももちろん見たかったのだが、新潮社創設者の佐藤義亮氏が角館出身ということで、なんと角館には新潮社記念文学館なんていう素敵なところもあると知り、俄然角館がボクの中で盛り上がってきてしまったのだ。

d0073690_2011927.jpg東京駅からこまちという新幹線に乗車。東海道新幹線と違って、ちょっと豪華ですこぶる快適。東京から盛岡まで行き、その後山の中を進んで角館へ。驚いたのは、盛岡から秋田へは単線でとても新幹線が走る線路には見えなかったこと。そして、新幹線ってこんな山の中通れるの!?というようなところばかり走ったこと。
でもとにかく景色が良い。が、トンネルも多いxxx。まぁ、色々素敵な景色を見たふりしているが、本当は奥さまともどもほぼ爆睡。角館には浜松出発から5時間後のお昼過ぎに到着。ふぅ~。さすがにお尻がイタイ。

角館についてからは歩いてホテルへ。このホテルがまたよいのだ。
角館380年の歴史に溶け込むようにある、田町武家屋敷ホテル。渋い!

ホテルで荷物を預かってもらい、早速武家屋敷通りへ。
と、その前に腹ごしらえで奥さまは稲庭うどん、ボクはうわさの比内地鶏のそば。
当日の天気予報はくもり。ちょっとどんよりしているので心配していたが、奥さまが
「ご飯食べている間に雨降ってきたら君のせいですよ」
と不吉なことを言う。というのも、ボクは所謂雨男。
以前、車の洗車を終えて、ウォッシャーから出たと同時に雨が降って来たことがあるほどだ。
そして、奥さまは臨時休業女。折角計画して遠出してまで行ったお店などが、ことごとく臨時休業しているのだ。今回はそんなことにならないといいが・・・。

d0073690_21161319.jpgと思っていたら、信じられないことに・・・。
ご飯を食べている間に外は土砂降り!!
「そんなアホな!」

奥さまは笑いながらも、呆れているxxx。
う~ん、どうしよう。
結局雨脚が弱まるのを待ち、傘を購入。
雨の中武家屋敷通りへ向かう。

d0073690_2124144.jpg晴れていたら素敵だろうな。
角館武家屋敷通りは、現在は舗装されているが道幅は当時のままで、通りに面した武家屋敷から通りを覆う枝垂桜が見事。紅葉していたら、もっと綺麗だっただろうに。

それでも、歴史ある武家屋敷は素晴らしい。
風情ある庭や、樹齢何百年の木、たそがれ清兵衛のロケ地(松本家は修理中でしたがxxx)。入館料を払って入った石黒家もかっこよかったぁ。。。

途中から雨もやみ、武家屋敷通りを満喫した我々は、ついに角館にある本屋さんを目指した。
ボクの予想(ほとんど希望)から言うと、新潮社という誰もが知っている大手出版社の創設者が生まれた町であり、その新潮社の記念文学館まである町にある本屋さんはいい本屋さん。
であってほしい。。。

さぁ、いざ荒川書店&カネイエ書店へ。

d0073690_22161524.jpg#68 荒川書店
秋田 1
仙北市角館町岩瀬町2
0187-54-1134

#69 カネイエ書店
秋田 2
仙北市角館町岩瀬町38
0187-53-2059

d0073690_2227596.jpgさぁ、どうする。角館本屋事情はどうなっている。
角館のみなさまはどこで本を買うのだ?
その一言に尽きる本屋さんだったxxx。2店舗とも。

ここが新潮社創設者出身の町なのか・・・。
う~ん、なんだか寂しいなぁ。
勝手な話だけど、角館の書店には新潮社文庫全点揃っていたり、
何か新潮社に関連していて欲しかったなぁ・・・。と思ってしまった。
そんなわけないか。。。

さぁ、次回は今回の本屋回遊記東北ツアーのメイン。
岩手県盛岡へ移動です。

あぁ、その前に。



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ちなみに我々が行った日は、10月23日です。

恐るべし、臨時休業女。
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by pilotfish73 | 2007-10-31 22:52 | 本屋回遊記

ときわ書房本店

d0073690_1284323.jpg今月は2週間で通過した県も合わせるとなんと11県。最初は我々夫婦共通の友人の結婚式で千葉へ。金曜日に仕事を終えて、そのまま茨城まで車で移動、深夜に到着。そして翌朝茨城を出発し千葉八千代市へ。素敵な結婚式終了後、八千代市から船橋へ移動。浜松へ帰ってくるまでの走行距離は往復で800Km弱。おぅおぅ、腰が痛いぞ。
腰が痛くても本屋が見たいからすやまが今回訪れたのは、千葉と言えば!そう、ときわ書房です。

#67 ときわ書房本店
千葉 1
千葉県船橋市本町4-2-17
047-424-0750

今回千葉県へ行くのに、ときわ書房に寄らずして帰るなど考えられないので、結婚式が終了後大渋滞にはまりながら、のんびりと八千代市から船橋市へ移動した。結構田舎だな~などと呑気に車を走らせていたが、船橋駅に近づいた途端びっくり。「おぉー、とっても都会ですよ奥さま」と、驚きを隣の奥さまにも伝える。そんなとっても都会な船橋のど真ん中、船橋駅と京成船橋駅との間にときわ書房本店はあった。

ときわ書房と言えば茶木さんが有名だが、最近は酒飲み書店員大賞や沢木冬吾の文庫帯の宇田川さんや、聖蹟桜ヶ丘店の高橋さんなど書店業界で結構名前が知られている方が多い書店だ。きっと尖ったことをやっているから自然に目立ってくるのだろうなぁ・・・、そしてそんな人たちが作るお店はどんな本屋さんなのだ?と自然に期待が高まる。
さぁ、いざときわ書房本店へ。

想像以上に小さい本屋さんだ。
そして古い。きれいじゃない。
でもすごい。すごい。いやぁーすごい。
文庫の平積み、いや山積みがすごい。

圧倒的な文庫の積み方と、アッピールの仕方。一般的なベストセラー以外でもガンガン積んでます。そしてやはりミステリーが多い。おお、なんかどれをとっても面白そう。ここときわ書房本店で積まれている大量の文庫は、この本屋さんのここにこんなにもたくさん積まれることによって、より一層面白そうに見えるから不思議だ。じっくり見ると、当然だがどれも自分のお店にある本で、半分以上はうちでも平積みしているものだ。いやぁ、コレが本屋さんの摩訶不思議なところです。同じものでも、違う本屋さんにあることで違った光を放つのだから。。。

文庫の山積みにおぉーと唸ったまま後ろを振り向くと、単行本コーナー。
ここも平台はミステリー率が非常に高い。そして積まれている山も高い。
そして、狭い店内のところどころでプチ仕掛け販売が行われている。
コレだけ狭い店内なのに、棚2段使ってオール面陳したりと、ときわ書房本店は色々な角度からお客さんの興味を引き、楽しませてくれている。こりゃすごい。陳列された本からも活気が伝わってくるってもんだ。

d0073690_2544122.jpgそんな文庫山積み作戦に圧倒されながらも、そうそう、千葉に来たのだから千葉県のタウン誌を探さなきゃと雑誌棚の下の棚からそれらしい本を引っ張り出してやっと見つけたのがこれ、「月間ぐるっと千葉」。でも裏の雑誌コードを見ると8ナンバーじゃないので直販じゃないのね、これ。
最近われわれ浜松が誇るタウン誌、TanHAMAが23年という長い歴史の幕を閉じたばかりだったので、こういったタウン誌にはぜひともがんばってもらいたいものだ。そして、ボクからすやまは全国の書店を訪れては、ひたすらタウン誌も買うのだ。本屋回遊記が全国制覇した時には、同時にタウン誌も全国制覇していたいのだ(すでに買い忘れた県があるけどxxx)。

ときわ書房本店は狭くきれいじゃなかったけど、その想像される販売力と陳列された本たちからもガツガツと活気を感じ取れる元気な本屋さんでした。今回は自店の店作りもにちょっと具体的なヒントを得ることが出来て満足満足。いやぁ、本屋さんは新しければいいってものじゃぁないですね。そして、何でも揃っていればよいというわけでもないですね。当たり前ですが。。。

次回は本屋回遊記、東北初上陸編です。
いやぁ、遠かった、寒かった、そして、感激した。

ときわ書房本店
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by pilotfish73 | 2007-10-28 03:22 | 本屋回遊記

リブロ春日井店

d0073690_22202915.jpg春日井本屋巡りツアー最後の店舗はリブロ春日井店。いまじん春日井南店の凄さに驚愕し、三洋堂鳥居松店の味気なさに少し寂しくなった春日井本屋巡り。さぁ、最後のリブロ春日井店はどうだ。

#66 リブロ春日井店
愛知 6
春日井市六軒屋町字東丘22
ザ・モール春日井 3F
0568-86-2171

リブロ春日井店は、西友系列のショッピングセンター「THE MALL春日井店」の3Fにある。リブロにたどり着く前に、まずこのSCの閑散ぶりに驚いた。平日ということもあるだろうが、それにしてもお客さんが少ない。いつオープンしたSCかはわからなかったが、天井の低さや照明の暗さなどから建物自体も結構年数が経っていることが想像される。ここもきっとオープン直後は平日といえども凄いお客さんの入りだったに違いないが、時代の変化とともに今のような状態になったのだろう。。。

書店に関わらず、ショッピングセンターへの出店の怖いところはここだ。
自店の状況を問わず、競合SCが出店したり、SC自体に力と魅力がなくなればどれだけ自店が奮闘していようがSC自体にお客さんが来なくなる。反対に自店がどれだけ凡庸であっても、SC自体に集客力があればお客さんがたくさん来てくれる。

リブロ春日井店はまさに前者の状態だった。
3Fへ上がってリブロを目指す。明らかにお客さんの数より、3Fテナントの店員さんの数のほうが多い。全体が静まり返っていて居心地もあまりよくない。
そんな状況の中、リブロへ。

こんなにお客さんの入っていないリブロを見たことが無い。
といえるほどお客さんがいない。しかし、棚を見てみるとさすがはリブロと言える棚。
評論や人文など堅い本の棚もきっちりと管理されていて、見たことのない本も結構ある。
コミック売場の平台は、平積みコミックを斜めに置いたりと工夫が見えアクセントとなっている。

う~ん、中に入ればリブロなのだが・・・それにしてもお客さんが少ない。
たまたまボクが訪れたこの日が悪かったのかな?訪れた時間帯の問題?

リブロ春日井店
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by pilotfish73 | 2007-10-19 23:49 | 本屋回遊記

三洋堂書店鳥居松店

d0073690_038511.jpg先日いまじん春日井南店へ行った際、近隣の書店を2店ほど見て来た。そのうちの1店舗、三洋堂書店鳥居松店。

#65 三洋堂書店鳥居松店
愛知 5
愛知県春日井市鳥居松町3丁目79番地
0568-82-1934

三洋堂書店のHPをボクはよく見る。
社内報が大変勉強になるのだ。
ここの内容を参考に自店用の雑誌出しマニュアルを作成したり、店長交流会の記録を読んで自分の仕事への取り組み方を確認したりと、まだまだ未熟なボクには大変ありがたい内容なのだ。勉強にもなるのだが実際は読むたびに、その理論レベル高さと理念に圧倒される。

そんな三洋堂書店だが、実は今まで見に行くのを避けていた。
それはそこまでの理論を展開している書店を見て、その理想と現実とに大きなギャップがあったらがっかりすると思ったからだ。しかし、今回は春日井書店回遊ツアー?のメインである、いまじん春日井南店から車で10分以内であったため、意を決して三洋堂書店鳥居松店を訪れた。

結果は予想通りだった。
こんなに味気ない書店を見たのは久しぶりだった。
はっきり言えば、何も感じなかった。無。

人口2万いれば出店の余地があると考える上場企業が経営する書店の一面は、
その素晴らしい理論レベルとはほど遠い箱だ、とボクは感じた。
薄い商品量。薄暗い店舗。頻繁に店内放送される耳障りな企業CM。
各社新刊コーナーには半年以上も前の書籍が混じっており、提案は皆無。
う~ん、本当にコレがあの社内報を発信している三洋堂書店が経営する店舗なのだろうか。
コレが粗利の薄い書店で利益を生む良い方法なのか。

ここが三洋堂書店でなければ、ボクはこれほどがっかりしなかったと断言できる。

今度は、三洋堂書店の旗艦店舗と新店舗をじっくりと見てみたい。
こんなはずじゃない。


三洋堂書店鳥居松店
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by pilotfish73 | 2007-10-07 23:25 | 本屋回遊記