<   2008年 11月 ( 4 )   > この月の画像一覧

100かいだてのいえ

d0073690_22574229.jpg前回に引き続き、今回もちょっと趣向を変えた仕掛け本です。姪っ子絶賛の!?絵本。まぁ、姪っ子が「これはすごい!」などと言ったわけではなく、とにかく食いつきが大変よい絵本というわけです。

#19 100かいだてのいえ
偕成社 いわいとしお

これは、姪っ子へのプレゼントとして最初に購入したのがきっかけでしたが、大変好評だったため、お客様に「絵本でプレゼントとして何かよいのない?」と聞かれると今はまずコレを案内しております。姪っ子はもうすぐ3才にして、すでに読書!?(よみきかされ?)の達人。テレビは1日30分程しか見ずに、とにかく絵本が大好き。3才にしてすでにおそらく50冊以上のえほんを読んでおり、長い内容でも暗記していてこちらが驚くほどすらすらと空で言うのだ。

そんなえほんの達人姪っ子が気に入った本は、間違いなく良い本。
と、かるく姪バカ入っておりますが、この本は色彩も豊かで次の階はナンだろ???とドキドキしながらページをめくる手を止めれなくなる本なのだ。

売場では、姪っ子絶賛のPOPを立ててから、なんと絵本には珍しく1日1冊ペースの売行き。
もうすぐ累計販売50冊です。ちなみに、先週は7冊。今週は5日間ですでに8冊。おぅおぅ。

偕成社の営業のF坂さんには本当に色々とお世話になっているので、少しでもこの素敵な絵本を広める手助けになると嬉しいな、な~んて思いつつ、この本を嬉しそうに読むこどもが一人でも増えるのは、単純に書店員として喜ばしいのだ。

地方都市でよい書店を築き上げるには、まず児童書から。
なが~い目で考えていこっと。

-------------------------------------------------------------

その後ですが、売り伸ばしてついに100冊突破しました!
えほんでも力を入れて販売すれば100冊も売れるのだとよい発見となりました!
[PR]
by pilotfish73 | 2008-11-06 23:24 | 仕掛けどうでしょう。

ブックファーストみなとみらい店

d0073690_0113484.jpgせっかく楽しみにしていたTSUTAYA横浜みなとみらい店に満足出来なかったため、もう1店舗予定していたブックファーストみなとみらい店に期待を膨らませ、奥さまと義姉と姪っ子と4人でてくてくと歩いてブックファーストへ。

#78 ブックファーストみなとみらい店
神奈川2
神奈川県横浜市西区みなとみらい2丁目3−4
ステーションコア地下3階
045-228-3481

ボクの完全私見を述べると、「ブックファースト最強」説がある。
過去に何度か、とある想像をしたことがあるのだが、ボクの大好きなこの街、浜松にどの書店が出店したら一番怖いか・・・?

その答えはいつもなぜかブックファーストなのだ。

もちろんジュンク堂や紀伊国屋や丸善など、メガブックストアーが出てきたらどちらにしても大打撃に変わりはないのだが、どうもその辺の書店が浜松に出店することをうまく想像できないのだ。でも、同じくきっと出店することは無いはずなのに、なぜかブックファーストは想像してしまう。
そして、決まってその想像の中にはもうどうにも出来なくなって匙を投げてしまう自分がいる。

「ブックファーストが出店しちゃったんだもん、もうギブアップ」

な~んて。

う~ん、なんで書店人として考えるとこんなにもブックファーストは怖くて憧れがあるのだろう。
そして、なんでイチお客さんとして見るとブックファーストはこんなにもワクワクするのだろう。
そんなことを考えながら、ブックファーストみなとみらい店へいざっ。

店内はブックファースト独特のお洒落な空間。
今時どこもコレでもかっ!という程照明を明るくしているのに、ブックファーストみなとみらい店は全体的に程よく薄暗く落ち着く。そして、店内BGMはジャズ。う~ん、落ち着きますなぁ。。。
公証60坪の店内は、もう少し広く見え通路もベビーカーを押して通れる程。
什器自体も良いのだが、その什器の配置具合が絶妙にバランスが取れている。

入口正面はランキングコーナーで、普段ランキングコーナー嫌いなボクとしては素通りしたいところなのだが、なぜかブックファーストのランキングコーナーには目がいく。
ふむふむ、と意味無くうなずきながら、その後雑誌を見て回る。
みーつけた。直販誌ではないけれど、「横濱」(特集:横浜の坂道)を手に取る。
奥さまと義姉はなにやら子育て雑誌のところで「おもしろそー」と言いながらAERA with Babyの秋号を手にしている。心の中で、それならウチのお店にもあるよ!とつぶやくが、素敵な書店では、勉強見学させていただくお礼としてそこで見つけた本は、そのお店で購入するというからすやまルールに則り、黙認。。。

店内奥まで進み、この狭い店内でよくこんなに本が目に飛び込んでくる陳列が出来るなぁと感心しながら棚を見て回る。ふと、ブックファーストが優れているのは、その店舗の規模に応じての取捨選択能力が秀でているのではないかと仮定してみる。60坪のブックファーストではその規模なりの展開方法があって、本が持っている本来の力を全面に押し出し、POPなどは極力排除して本の装丁を見せることで情報発信しているではないか?そして、60坪の書店でそれをするためには、必然的に取捨選択する必要があり、またその能力が必要とされるのではないか?
と考えた。個人的には勝手にそれで納得。。。

まぁ、そんなことを一丁前に棚を見ながら小難しく考えていたら、
ベビーカーに乗った姪っ子が

「どん(姪っ子のあだ名)のみるほんがないから、かえろー」

と。あぁー確かに絵本大好きな姪っ子にとっては、どれだけボクが小難しくブックファーストの素晴らしさを一人考えたところで関係ないのだ。。。
はいはい、かえりましょぅねー。


ブックファーストみなとみらい店
[PR]
by pilotfish73 | 2008-11-04 01:22 | 本屋回遊記

からだにおいしい野菜の便利帳

d0073690_263589.jpg少し前にブレイクして、全国どこでもよく売れている本ですが、我が家の奥さま&義姉&姪っ子絶賛につき取り上げてみました。

#18 からだにおいしい野菜の便利帳
高橋書店 板木利隆監修

随分前に版元の営業さんがいらっしゃった際、「売れてるし、とても良い本ですよ」的なことをおっしゃっていたので、「んじゃぁ、40冊!」と言ったはずなのに入荷後、いつの間にかその山を見なくなっていた。ちょうどその頃、バタバタとしていて普段チェックしている売上スリップも確認していなかった。。。

気が付いたときには、すでに時遅し。
売り切れていたxxx。

いやぁ、猛烈に反省したね。
忙しさに感けて、書店員たるもの売上スリップをチェックしないなんて。データを見ないなんてxxx。

d0073690_2192775.jpgからだにおいしい野菜の便利帳のおかげで自分の仕事ぶりを見直しました。
いかんいかん。。。

重版ぶんで営業さんに頼み込み、50冊お願いしたところ調整されて40冊入荷xxx。その後も順調な売れ行きです。

ちなみに中央にこんなPOP立ててます。







このPOPが真実であることは、こちらでどうぞ。

-------------------------------------------------------------------

その後売り伸ばして150冊突破。。。
出来れば200冊は売りたいなぁ。
[PR]
by pilotfish73 | 2008-11-02 02:36 | 仕掛けどうでしょう。

TSUTAYA横浜みなとみらい店

d0073690_2591567.jpg前回、最近わけあって遠出できない、な~んて言っていたくせに行ってきました。。。季節は寒くなり始めたのに、遂にボクの夏休み4連休がやってきたのです。身重の奥さまに、「最近なんか停滞しているよね、やっぱり本屋巡り行っていないからかね、ゆっくり行けば大丈夫だから行こう!!」
と、励まされ今回は東京の姪っ子のところに1泊、そして奥様の実家に2泊、と帰省してきました。その間に、東京の書店員さんや版元の営業・編集の方などにお会いしてきましたー。

#77 TSUTAYA横浜みなとみらい店
神奈川県 1
横浜市西区みなとみらい4-7-1
MM.ミッドスクエア 1F

今回の旅は、東京は大田区の姪っ子の家に1泊させてもらうことになったので、そこから行きやすい場所でどこかよい場所はないかなあ~と探していたところ、奥さまが色々なブログなどで、ここTSUTAYA横浜みなとみらい店を見つけてきた。

「なんだか児童書の充実ぶりで有名みたいだよ。しかもKIDS CAFEってのがあって、盛況らしいよ。気になるでしょぅ。。。どんさん(姪っ子のあだ名)と一緒に行ったら?ふふふ」
とボクにとって殺し文句の、「姪っ子と一緒」を出されたからには行くしかない。

ってなわけで、朝9:00に浜松を出発。
車でゆっくり安全運転で、東京には12:00過ぎに到着。
姪っ子のところで一休みしてから、ボクと奥さまと義理の姉と姪の4人でみなとみらいへ。

車中姪っ子はぐぅぐぅ寝息を立ててお眠り。。。
本来20分くらいで着く距離を、高速で迷いながら何とか40分弱で到着。

さぁて、いざTSUTAYA横浜みなとみらい店へ。

外観は、みなとみらいに素晴らしくマッチしておしゃれ。
入口正面は2階レンタルへ続くエスカレーター。
右手奥にスターバックス、右手手前と左側が書籍売場。
ぱっと見た感じだと、全体的におしゃれに見えるのだが、洗練された感じはしない。なぜだ?

とりあえず、姪っ子たちがスタバでごはんを食べている間に、児童書以外の売場を見て回る。
入口左手のレジ横では、タッシェンのフェアを中心にデザイン書や建築書などヴィジュアル本が見た目おしゃれに並んでいる。が、ここは今日はスルー。

雑誌は、特化したものはそれぞれのジャンルごと書籍と同じゾーンに陳列されている。
一般の情報誌やファッション誌などは、入口右手のスタバ飲食コーナーをぐるりと囲むように陳列されている。う~ん、平台のすぐ向こう側でご飯を食べている人がいると、意外と雑誌の立ち読みもしにくいなぁ、となんだか気になる。これはあえてこのレイアウトにしたのだろうか?

d0073690_3482978.jpg文庫コーナーへと移動して棚を見ると、なんだか一瞬レンタル売場にいるような錯覚に陥る。あっ、これはTSUTAYAのレンタル売場のPOPと同じ感じの見せ方だからだ、と納得。
棚の上4段は全て面陳で、しかも全ての本に同じフォーマットのコメント用紙付き。
統一感は素晴らしいものの、あまりそのコメントを読む気は起きない。いくつか読んでみるとわかるのだが、ほとんどが文庫本の裏にある概要をそのままコメントにしただけのもので、独自性に欠ける。コーナー組みという観点で考えると、一人の作家の本を揃え、その本の概要をコメント用紙に印字して展開する、というオーソドックスな方法なのだが、やはり元がレンタル屋さんだからか、展開の仕方が、まさにTSUTAYAがレンタル部門で得意としているやり方そのものなのだ。なぜその作家を押したいのか、どの本に注目しているのかなどがわかりにくい。そして何より、その本を押している人の顔が見えてこない。

文庫売場でそんなことを考えていると、奥さまから姪っ子が児童書売場を見始めたよーとケータイで呼び出し。よし、では本日メインの児童書売場を姪っ子と一緒に見るか、とボクも移動。

期待が大きかっただけに、その売場を見て意気消沈。
期待のKIDS CAFEも、お母さんのマナーが予想以上に悪く、子供が本を投げていてもおしゃべりに夢中で注意もしない。床には売り物の本が散乱、テーブルはいくつかのお母さんグループが陣取っておしゃべり。誰も真剣に本を選ぶ気がない。これは、書店人として大変悲しい光景だった。
店員さんは何度か、売場の整頓を試みていたが、あれでは疲弊するだろうな。。。


d0073690_429586.jpg
そんな中、姪っ子はボクが読み始めた本に食いつき
一瞬で本の世界へ。


これは、決してボクと姪とアンパンマンの
密談の図ではありません。




TSUTAYA横浜みなとみらい店
[PR]
by pilotfish73 | 2008-11-01 04:48 | 本屋回遊記